
中国、AI医師14人を擁する世界初のAI病院を公開
中国については急激に様々な情報が出てきています。それらは徐々に紹介します。まずは下記の内容を見てみましょう。
日本の医療機関の人にも、この記事を読まれ、何を思うか聞いてみたいです。まあ厚労省の認可が出るのに10年位掛かるでしょうが。。。w。
山口香
中国 AI病院革命 Chinas AI Hospital Revolution 「日本語訳有り」
日本語訳:Youtube設定>字幕>自動翻訳>日本語 中国が世界初の完全AI運用病院を開設しました。この「エージェント病院」と呼ばれる施設では、AI技術を駆使した14人のAI医師と4人の仮想看護師が、医療サービスを提供しています。これらのAI医師は、米国医師免許試験の問題で高い精度を示しており、患者とのコミュニケーションに新しい形式をもたらしています。AI技術の進展により、より効率的で正確な診断が可能となり、患者の安全と治療の質が向上しています。詳細は元の記事のこちらでもご確認いただけます: The Doctorpreneur Academy. もっと情報を見てみましょう。Meet ROBO-DOC - The World’s First AI Hospital Unveiled With (Robot Doctors)ロボ・ドクと会う(日本語訳有)
アメリカではなく何故中国で、世界で初めてのAI病院が出来たのか?何故 China, and not the US, just built the world's first Artificial Intelligence hospital. Why, and why?「日本語訳有り」
清華大学の研究者たちは、完全に人工知能(AI)によって動かされる訓練病院を建設しています。この「AI病院」では、AIドクターが1日に最大3000人の患者を診ることができ、数日で1万人を診ることが可能です。これは、通常の人間の医師が2年かかる量です。 なぜこのような病院が米国のシリコンバレーではなく中国で初めて建設されたのかです。 その理由にはいくつかの要因があります。第一に、中国では都市部と農村部の医療システムの間に不均衡が存在しており、AI技術を利用することでこのギャップを埋める必要があります。また、AIを活用した医療は診断や治療を細分化し、よりターゲットを絞ったケアを提供することが可能になります。 またAIは、薬剤の開発、健康アシスタントとしての機能、重大な手術後の患者支援等、幅広い応用が可能。医療画像診断では、AIによる解析が人間よりも正確で、特に癌やその他の症状の診断においても高い精度を示すようになってきています。 中国でのAI病院の展開は、グローバルな医療産業において重要な役割を果たす可能性があります。 特に遠隔地や医療アクセスが限られた地域での医療サービス向上に貢献することが期待されています。 AI技術の導入により、将来的には医療サービスが大きく変革され、世界中の患者がより迅速かつ正確な診断と治療が提供されることでしょう。中国のAI技術はアメリカと競争出来るのか?Can China's AI Technology Compete With the US?「日本語訳有り」
このYoutubeは中国のAI技術が米国と競争できるかという問題が議論しています。 中国はインフラとソフトウェアの面で米国に追いつく努力をしています。特にAIの応用においては開発速度が際立っています。また、新しいAIモデル「E Large」が紹介され、これがGPTの中国版と位置づけられています。このモデルは世界中でAPIが提供され、より効率的な運用が可能であるとされています。中国企業はGPUの制約を受けながらも高いパフォーマンスを達成しており、中国のアプリケーション開発力も高く評価されていると言われています。 非常に難しい問題は中国の技術は政府を中心に利用されており、人間の抽出や言論統制や、犯罪者等の追跡等、政府が強大な力を持って個人のプライバシーはほとんど気にされていない事です。民主主義社会のAIと中国のAIの根本的な思想が違う事は留意が必要だと思います。 特に病院という社会インフラに中国のAIを使うのは安全保障上極めて危険だといえるでしょう。 是非、日本自身での開発をしてほしいものです。
投稿日:2024-06-25
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